SSブログ

ドイツ旅の記録。その5 [旅。]


 まだ続く、昨年11月のドイツ旅行の続編。

 前回と前々回の記録は以下で。
ドイツ旅の記録。その1
ドイツ旅の記録。その2
ドイツ旅の記録。その3
ドイツ旅の記録。その4

 というわけで、6日目の後半戦。

 さて、本当はサクッとミニチュア・ワンダーランドの見学を済ませてアルトナ駅まで歩くつもりだったのですが、子供のように好奇心が勝ってしまい、当初の予定時間を大幅にオーバーして滞在してしまったため、すっかり夕方近くに。結局4時間くらい、このミニチュア・ワールドの住人だったようです。

 港側から少し北に上り、バロック建築で有名な聖ミヒャエル教会を見学。ここの時計塔の展望台にはエレベーターがあって、気楽にハンブルクの街を一望できます。

 更に西に歩いて、エロティック・アート・ミュージアムにネタとして行こうと思っていたのですが、残念ながら開いていませんでした。

 というわけで、ハンブルクの歓楽街・レーパーバーン。ネオンがきらびやかです。

 「レーパー」とかいうと日本ではヤバそうな響きですが、「船用のロープ」という言葉を語源に発しているとのこと。
 ビートルズが世界的に有名になる前は、ここが活動拠点だったようです。

 アダルトショップやストリップショーパブなどが立ち並び、メインストリートから一本外れると売春婦が立っています。
 ネタとしてアダルトショップに入ってきました。写真撮影はもちろん禁止。
 この他にも、アダルト下着やエナメルレザー類やアーミーカラーなど、アンダーグラウンドな洋品店がたくさんあり、おもしろくウインドウショッピングをしました。
 迷彩カラーの衣服については、ハンブルク中心部のデパートなどの一般のショップにもたくさんありましたが、この辺りのお店で購入した方が安くて面白いモノが入手できそうでした。

 アルトナ駅まで歩くつもりでしたが、この辺りで夜になってしまったので、アルトナ駅はあきらめて、レーパーバーン駅からSバーンで一旦、ハンブルク中心部まで戻ることに。ハンブルク中央駅のひとつ手前のユングフェルンシュティーク駅へ。

 高級ブランドストリートのノイヤー・ヴァールのクリスマスネオンを横目に見つつ、ショッピングモールのヨーロッパ・パッサージュやカールシュスタット・デパートへお土産を見つけに。チョコレートとかソーセージとかをモリモリ買う。
 ちなみに、後日談として、ソーセージは検閲の関係で海外に持ち出せないことが判明。

 クリスマスシーズンを前に、とにかく気に入ったのが「ウインドミル」。訳してしまうと、そのまんま「風車」ですが、これはドイツ特有の木製クリスマス民芸品で、ロウソクで温められた空気が上昇気流になることで頭上の風車を回すというモノです。知らない人には、言葉でなかなかわかってもらえそうにないので、画像でご確認を。

 これは、義姉宅にあったモノで高さは30cmくらい。ロウソクを立てる部分が周囲にあり、風車が回ることでテーブルの上の人形たちがゆっくりと回転する仕組みです。クリスマス民芸品なので、テーブルの上の人形の多くは天使などクリスマスに関連する物が多いのですが、この写真のようなテディベアなどバリエーションが増えているようです。
 ロウソクを灯すことで温かな気持ちになると同時に、くるくると回転する人形たちが心をくすぐります。

 というわけで、カールシュスタット・デパートで見つけたウインドミルたちの一部。




 一番心惹かれたは、テディベア・ハウスのウインドミル。

 50cmくらいの高さで、280EURO(5万円弱)だったので、あきらめました。置いておく場所もないし。

 というわけで、我が家に買ってきたウインドミルたちをクリスマスに撮影。

 20cmくらいの高さで、テディベアが3匹回ります。45EURO。


 こっちは3匹のネコ。高さは10cmくらい。17EUROだったかな。ロウソクを立てる部分はありません。

 ヨーロッパの家はオイルヒーター暖房が一般的なので、その上などに置いておくと、ロウソクを使わなくても上昇気流で回ります。
 我が家では、エアコンの吹き出しで回ってましたけど……。味気ない……。

 このウインドミル、日本の輸入雑貨店でもたまにしか見かけない物です。下衆な話ですが、イベント好きでかわいいモノ好きな日本人相手に、このクリスマスグッズは売れるかな~と思ったり。特にテディベアとかネコの動物系とか。そこの輸入好きのあなた、クリスマス商材としていかがですか?

 と、こんな感じで6日目の夜の帳は下りてゆくのです。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 2

izzo

>ウィンドミル
私も昨年末に、日本玩具博物館というところでこれの実演を見て感動的でした。
同じく「なんで日本で普及してないんだろ?」と野暮な勘繰りをしてしまったり。
by izzo (2008-01-31 12:36) 

あずむ

■izzoさん
 たまに木製品を扱う輸入雑貨屋さんで見ることがあったんですけど、ドイツであれだけ種類があって一般的なクリスマスグッズなんだなぁと知りました。
 日本でマスコミが何か仕掛けをすれば一発で火が点きそうな気がするのですが……しいて言うなら、「ウインドミル」という名前かなぁ。オランダの風車のイメージが強過ぎるかなと。
 ところで、日本玩具博物館はなかなか渋いですなぁ。
by あずむ (2008-02-01 00:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。